僕のかわいいあの仔

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あれは 冬の寒いある日でした ひときわ目立つ赤髪の男の子が、寒いのかマフラーを顔を隠すように巻いて登校してきました。 くりくりしたおっきな目が、僕の目とバチッと合ったのです ??「…はよ…お前の髪…キレイだな…地毛?」 ニオ「…ぇ…ぁ…違う…若白髪が目立つけぇブリーチ入れて銀色入れてるんじゃ…」 ふーん…と納得したのかニコニコと笑って手を突き出した ブン「俺丸井ブン太…仁王雅治だろぃ?あんた…女子が騒いでてさ…1年に銀髪のイケメンが登校してるって…なんか気が合いそうだしこれからもシクヨロな!!」 唖然としたまま丸井を見送り 後に俺たちは付き合ったのでした めでたしめでたし ボカッ ドスッ ブン「なぁにがめでたしめでたしだよぃ!…てか誰に向かって語ってんだ!こンの色ぼけが!」 ニオ「いたっ…ブンちゃん痛い!マジでちょっと痛い…髪引っ張らんで…」 (…ブンちゃん…あの仔ブタちゃんに戻って)(…よーし…歯あ食い縛りやがれ腐れ詐欺師がぁああ)     終われ←
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