ap

12/54
前へ
/54ページ
次へ
十分ぐらいすると、美佳が戻ってきた。 「はい。これでいい?」 清春はジュースを受け取った。 「ありがとう。二つでいくらだった?」 「あっ、大丈夫だよ。私のおごりで」 「いや、いいよ」 清春は財布から五百円を取り、美佳に渡した。 「記念日ぐらい、格好付けさせろよ」 「フフ。ありがと」 美佳はクスッと笑った。 _
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加