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アイツらは…
人類とは異なる次元からやって来た…
RIDER EXTERMINATION DEVIL ORGANIZATION(対デビル撲滅ライダー組織)
通称“RED(レッド)”REDの戦闘隊員は皆、戦闘服を装着しオートバイに乗りデビルをデリートする。それを“アタックライダー”と呼ぶ。いわゆる量産型仮面ライダー。
REDが予想を遥かに上回る上級デビル達がついに現われた。そしてREDは対デビル用の完全なるライダーシステム(0号)を完成させた。戦闘部隊、高城俊騎(タカギ トシキ)は、そのライダーシステムの初代装着者に選ばれた。
21:35…高城が所属する戦闘部隊の隊長、小田切(オダギリ)から通信が来た。
《今何処だ高城!B-87地区にてかなり魔力の強いデビル出現!頼むぞ!》
「ラジャー!」
高城が向かったB-87地区はデビル達により一瞬にしてほぼ廃墟と化し生き残っている人間はいるのだろうか?とゆう状態だった。
数匹のデビルが廃墟の街を徘徊している。高城はライダーベルトを腰に巻き…
「変身!」
電子音
仮面ライダーZEROへと変身した。その容姿は白いボディーに青い複眼であった。
高城はライダーのパワーでパンチやキックを繰り出し次々とデビル達を薙ぎ倒していった。しかし…体が凍った様に動けなくなった高城!高城の真後ろにいる。後ろを振り向く勇気が無い。いや、勇気が無いのではなくあまりの魔力に圧倒されていた。上級レベルどころじゃない。高城は只者じゃない魔力を感じていた。
話し掛けてきた!
「お前か“仮面ライダー”ってのは?」
「そうだ…だからどうした!」
ガシャン!!
崩壊寸前のビルの割れた窓ガラスが落ちた!そこには足に怪我を負った少女がいた!
「生存者!」
とてつもなく強大な魔力のデビルは少女の方向へと歩きだした。
「やばい!」
高城は少女を救う一心でさっきまでの恐怖は何処へ消えたやら?デビルに向かってオートバイにまたがり突進して行った!
「なんて姿…」
そのデビルは額に三本の角、鋭い目付き、鋼の様な漆黒の肉体…容姿も凄まじい。
REDの戦闘部隊総隊長、赤羽紅一(アカバネ コウイチ)が高城との通信オペレーション中の小田切の元へ寄って来た。
「小田切君。B-87地区に凄まじい魔力のデビルが現われたそうだね。」
「高城が向かいましたが?」
「援護にアタックライダーを数名向かわせた。仮面ライダーの高城君と言えど一筋縄ではいかん。」
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