†Story.7†

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しかしギゲルフも気合いで返す!雷撃を加えたパンチやキックで応戦!カズマには痺れるダメージがくらわされる! 互角の勝負!カズマはカタストロフィの力と互角に戦えるくらいにパワーアップしていたのだ。しかし互角では勝利の二文字は見えない。上回らなければ…! 「ゼノン!その力、ライダーベルトによってパワーアップしただけのものでは無さそうだな?もしや?」 「そうだ!俺はエヴォリューションした…ライダーの力により覚醒してな!」 「それが“魔竜族”の力か!さすがはルシファー様の息子!」 ついにギゲルフは剣を出現させた。雷が剣の刃に集まり出し剣を構えた! 「くらえ!雷破魔導斬り!!」 雷撃により床は割れ雷破魔導斬りの雷撃波が鋭くカズマを捕らえた! 「はぁっ!!!」 カズマは床に拳を叩き込む!透明の壁の様な物が現われた!シールド(バリア)である! シールドにより雷破魔導斬りの雷撃波は弾かれギゲルフに跳ね返り逆に雷撃波をくらってしまった!! 「ぐぁっ!!」 「自分の攻撃をくらうのはどんなもんだ?」 「ライダーベルトを融合する事によりこれ程までに強くなれるのか?」 「俺を強くしたのはライダーベルトの力だけじゃない。一番の源は“人間を愛する”想い!!」 「腐った事ぬかしやがって!!」 ギゲルフはジャンプし天井をブチ破り空高く浮遊し両手を掲げ雷を最大限に両手の平に集め始めた!! 「基地ごと破壊してやる!てめぇら全員消え失せろ!」 「カズマ、どうするんだ!」 「俺が時間稼ぎをする。高城、お前は光井を連れ俺の乗ってきたライドジェッターでここから脱出するんだ!」 高城は光井を後部座席に座らせライドジェッターにまたがり基地内から脱出する為、走り出す! 「さて“パワーアップ”した力はどんなもんやら?」 カズマの全身から血管が浮かび上がる!!筋肉が一回り肥大し力を込めると背中の肩甲骨辺りから蛍光色の液体を飛び散らせ、飛竜に似た翼が生えてきた!更に尻尾が生え三本の角はより大きくなり全身を纏うライダーパーツが変形を遂げる!!カズマは完全に100%のエヴォリューションを遂げた! 「第二形態…ワイバーン!」 凄まじき音を立て凄まじき超速で空中に浮遊するギゲルフめがけて翼をはばたかせ空を飛ぶカズマ! 「あれが“エヴォリューション”!」 「西園寺君!我々も退避だ!RED基地はおしまいだ!一旦、BLOODに戻りますよ!」
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