†Story.10†

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「こんな事だろうと思ったぜ。やはりデビルが裏で糸を引いていたか。しかもカタストロフィ…最悪だな。」 「まさか貴様が高城とやらか?」 「そのまさかだ!光井!売られた喧嘩買ってやれ!ブレイヴは勇気の力でお前の戦闘における潜在能力を引き出してくれる!」 「高城さん!」 光井はブレイヴのベルトを腰に巻く。声高らかに「変身!」そう叫ぶとブレイヴのベルトは眩ばゆき青き光を放つ! メタルブルーのボディーを輝かせ…光井は仮面ライダーブレイヴへと変身を遂げる。 ブレイヴはクローディアに鉄拳を放つがひらりと交わされてしまう。クローディアは鳥類のデビルで空中高く飛び浮遊した。 クローディアは翼をはばたかせブレイヴめがけて鋭利な刃の羽を無数に放つ! 「ニードルウイング!!」 しかしブレイヴは避けようともせずニードルウイングをまともに受ける!強靱なブレイヴの装甲はニードルウイングを跳ね返す! ブレイヴとクローディアが激戦を繰り広げる中、高城はドラゴンに変身しもう一人のカタストロフィ、ジグロードの相手をする! 高城がドラゴンに、光井がブレイヴに。カタストロフィ相手に互角の戦闘を繰り広げる二人にカズマは驚きを隠せずにいた。 小田切や篠原、柴崎らも驚きを隠せない。カズマに声を掛ける者が現われた。 「出番が無いなら俺が相手になってやるぜ!」 「お前!」 現われたのは西園寺だった。RED基地崩壊からBLOODで体を治癒しカズマの目の前に現われたのだ! 「あの時バルザックブラスターを失ったはず…どうする?」 「てめぇと殺し合いするんだぁ…丸腰なわきゃねぇだろぉがぁ!」 西園寺の腰には赤いベルトが巻かれていた。そして西園寺は…! 「変…身ぃ~ん」 西園寺の全身が一気に紅蓮の炎に包まれた!変身したその姿は赤い仮面ライダー、銀色の複眼、あの、赤羽が変身した仮面ライダーレッドに似たデザインである。その赤いボディーからは炎が吹き出している。西園寺はトライブラッドの仮面ライダーグレンとなったのだ。 グレンは間髪入れずカズマに炎の拳で殴り掛かる!隙を見てカズマは仮面ライダーへと変身を遂げる! 一方…カタストロフィを相手に互角の勝負のドラゴン=高城とブレイヴ=光井。柴崎が仮面ライダージャンヌへと変身を遂げ、高城の助っ人に入ろうとしたその時だった! 「レッドクロス!」 「きゃあぁぁ!!」
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