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あたしはクエスチョンマークを浮かべた。
茉尋「何がもったいないんですか?」
阿出川「君のような心理学に無知な人材が目の前に現れてくれた。ぜひモデルになってもらいたい。」
瑠海「茉尋がモデルだって!」
茉尋「あたし見ての通り身長も高くないしスタイルも良くないんですけど…。」
阿出川「誰もファッションモデルとは言っていないが。」
茉尋「!…///」
言葉に驚き勘違いしてしまったようだ。
瑠海「じゃあ何のモデルなんですか?」
阿出川「卒研のモデルだよ。」
卒研という言葉を聞いて、あたしはさっき瑠海に聞いた話を思い出した。
茉尋「もしかして恋愛心理学のことですか?」
阿出川「そう。その噂の内容、あながち間違っていなかったよ。」
(ってことは本当にいろんな女の子を口説いてるってこと?)
(喋り方といい雰囲気といい、何だか関わっちゃいけない気がして来た…。)
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