†一章†

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シスカ「水が透き通っていて凄く綺麗ですから、必ずレンさんも気に入りますよ」 (その泉を想像しながら) クー「だぁかぁらぁ!俺を無視すんな!」 (2人の間に入り) シスカ「なんですか、クーさん?アナタまさか…おなごの水浴びでも見たいんですか?」 (怪しげに、腕を組み) クー「ま、まままさか!?そんな訳あるかよ!?」 (声が上擦った感じに) レン「クー…ヘンタイ…?」 (首を傾げ、クーをじっと見ながら) クー「ちッがぁう!!」 (手を前に出して全力で否定し) シスカ「と、言う訳で…クーさんはローウェンとキーアが来るまでここで待っていて下さい。それまでには帰って来ますから、さぁレンさん行きましょう!」 (レンの手を取り) レン「…うん」 (シスカに連れられ泉の方へ歩き出し) クー「はぁ…結局こうなんのかよぉ」 (がっくりと項垂れ、壁に寄りかかりながら2人が来るのを待ち) ───────── そのころローウェン、キーアは─ ───────── (集落の人に宿屋の事やこの集落周辺の事を聞いている) ローウェン「そうですか…あの泉には、あまり近づかない方が良さそうだね」 キーア「なんでよ?前に任務で行った時はなんとも無かったじゃない」 ローウェン「まぁね、その時は全然何も無かったらしいんだけど…」 (言いづらそうに、言葉を詰まらせ) キーア「だけどなによ?」 ローウェン「最近になって突然泉に行った人が行方不明になる事件が多発してるみたいで…」 キーア「……ッ?ちょっとロー、これは早く戻った方が良いんじゃない?」 .
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