サンタさん

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学びの場である学校。 「ガリスト」にも存在し、そこでは15歳から18歳までの4年制である。 そして、その学校のある教室に生徒30人と教師が1人。 「え~、ということで2年2組は今日は終わりだ。 早く帰るように。それと、セキ、荷物持って来てくれ。」 「はい。」 教師にセキと呼ばれ返事をしたのは、セキ=キャトという男子生徒。 身長は150㎝ぐらいでとても子供っぽい顔をしている。 セキは鞄を持ち教師についていく。 十数分後、校舎から出て来るセキ。 「は~、ギルドに通うのはダメだと言われると思った。 許可降りたのはいいけど授業に出ない分の依頼をこなさないと。」 ぶつぶつと言いながら歩いていく。 一本の大きな木の下に来ると、鞄を背負い木をよじ登っていく。 木の上には小さな小屋のようなものがあり、セキはそれに入っていった
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