七不思議ラプソディ

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* つまらない。 今日は呼ばれてからずっと。 ……どうした水無月茜? 彼と一緒なんだぞ! もっとこう、にこやかにするとか何でも出来るだろうに! 自問自答しても原因は不明だ。 胸のどこかがキュッとなっている感覚。 何だ、この気持ちは―――― 最初に私たちが向かったのは音楽室だった。 曰く、 「第一の謎です!その名も『闇夜に動く瞳‼~肖像画の怪~』」 …………。 無駄に名前が凝ってるのはあの小さな子の趣味らしい。 まぁ、何でもいいけど。 それよりそれを聞いたときのナガルの様子の方が謎だった。 「え………で気本(でじま)?」 「あれ、アレ、ソレ?」 …………。 挙動が不審すぎる。 彼は何を知っているのだろう?
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