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次にマリオネットが目を覚ました時も、最初と同じく辺りは薄ボンヤリとしていました。
しかし前よりかは目が慣れたのか、自分がどんな場所にいるのか見えてきました。
目の前は広い空間があって、色々な『何か』が雑然と置かれていました。
マリオネットにはそれが何なのか、さっぱり分かりませんでした。
ちらりと横を見てみると、自分と同じくらいの大きさの生き物が数体微動だにせず並んでいました。
それを見ながらマリオネットはなにかをしようとしたけれど、自分の意に反して瞼がだんだんと下がっていき、マリオネットの目は再び閉じてしまいました。
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