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夏休みも折り返し地点を過ぎた頃
毎日の日課のようになっている学校のプールに今日も友達と向かっているのだが
学校のプールはあまり楽しくない
市民プールの方が楽しいことがあるから行こうと友達が誘ってきた
その友達は寺の跡取り息子で博士とみんなに呼ばれている
怪しい。。。
楽しいことがある?
普通は楽しいからと言うのではないか?
この時は気にもしなかったが、いつも同じプールだしたまには、と市民プールに行くことにした
市民プールに着くと変な感覚に襲われた
背中だけ真冬になったかのような悪寒を感じる
足の指先から頭のてっぺんまでゾワゾワっと鳥肌が立った
何だ?風邪でも引いたか?
「感じる?」
博士が言ってきた
「その感覚忘れないでねそれが霊を感じる感覚だよ。。。もっと慣れてくるとどんな霊か、悪霊なのか、強いのか、弱いのか、までわかるようになるよ」
最初は耳鳴り程度だったが霊感が備わったからこんな感じに霊を察知できるらしい
楽しいこととはこのことだったのか
あまり気にするなと博士が言うので
僕はあまり気にせずプールを満喫することにした
博士といつものようにビーチバンで遊んでいたが
まだ悪寒を感じる
こんな中、気にせづ遊べるか!僕はプールサイドに上がった
「どうしたの?」
博士も僕の後を追ってプールサイドに上がる
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