市民プール

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悪寒が無くならないで気持ち悪い、こんな中遊べないよ!と僕が言うと 「慣れなきゃダメだよ。そのために連れて来たのに」 マジですか。。。 僕がうなだれていると今日はこれくらいにしようと博士が言ってくれた ズキッ 何だ?急に頭が痛くなった 「動いた!」 博士がつぶやいた瞬間 キャー 誰かが叫んだ 声がする方を見ると女の子が溺れている 監視委員が素早く飛び込み女の子を助けに向かう なにか変だ女の子の足が見えない 監視委員が女の子を抱きかかえプールサイドに向かっている 女の子の足見えないんじゃない無数の何かが絡み付いている 女の子がプールサイドに引き上げられると 「誰?私の足掴んだの!」真っ赤な顔をして怒りだした なんだ?みんな見えないのか足に絡み付いている髪の毛。。。 女の子の足には肌が見えなくなるほど髪の毛が絡み付いていてその髪の毛はプールの中まで続いている 「行こうか」 博士がプールと女の子の間にある髪の毛の上をまたいで歩いて行った えっ? 僕は見てしまった髪の毛がスット博士の体に吸い込まれ消えていくのを 帰り際に博士に何をしたのか聞くと 「あの程度なら消せるよ」 と言ったっきり話題を変えられてしまった
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