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ほっといても大丈夫だから帰ろうと博士
僕はホッと一安心
下駄箱で靴を出して帰ろうとしたとき
博士の動きが、ふと止まった。。。。。
強烈な悪寒がした
何だこの感じはすごい強い
「誰かが降霊術してやがる」
博士は猛ダッシュで走って行った僕も慌てて後を追い掛ける
着いたのは六年生の教室
すごく嫌な感じがする
教室のドアを開けたくない
ガラガラ!
博士がドアを開ける
そこには信じられない光景があった一人の女生徒が四つん這いになり白目を向いて、そこらじゅう駆け回っている
周りにいる女生徒三人は隅で固まり抱き合いなが泣きわめいていた
「こいつら、こっくりさんやりやがったな!こっくりさんは簡単に出来る降霊術で普段は弱小な動物霊しか来ないが・・・運が悪い今回は本物だ。。。仕方がない」
博士は、はい回っている女生徒を捕まえ頭に手を置き何やらブツブツ言い始めた
女生徒は図太く、この世のものとは思えない声で
「貴様ー!人間の小僧の分際で我を鎮める気かぁ~身の程を弁えろ~」
僕は恐怖とすごい霊圧に押し潰されるかのように膝ま付き動けないでいる
「オイ!しっかりしろ今回は俺一人じゃ無理だ手伝ってもらうぞ!霊気を集中しろ!気をしっかり持て!いいか俺が合図したら俺の腹に札を当てるんだ!いいな!」
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