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博士は必死になって暴れる女生徒を後ろから押さえ込みながらブツブツお経?のようなものを口ずさんでいる
女生徒の体から何かが出た
よく見えなかったが顔の歪んだ狐のようにも見えた
それが博士の体に徐々に染み込んでいく
すべてが体にはいったとき女生徒は倒れ込み今度は博士が苦しみだした
「今だ!早くしろ長くは持たない!」
僕はハッと我に返り博士の腹にお札を貼付けた
熱ッ!
博士の腹に貼付けたお札は急激に熱くなり僕は手を離した
「成功したか。。具合悪い帰る」
博士は無言で立ち上がりトボトボと力尽きたかのような足取りで教室を出ていく教室を出ていくとき一言
「もうこっくりさんやるなよ、あと使った10円玉は神社の賽銭箱に紙は燃やしといて、燃え尽きるまで心の中でごめんなさいってしっかりと念じながらね」
こんな状況になったんだもう誰も死んでもやらないと思うが・・
僕は呆然と座り込んでいると先生が来てメチャクチャ怒られた
まあ女生徒三人は泣きじゃくり一人は気絶しているので無理はない
気絶していた女生徒は救急車で運ばれていった
後日博士にあの後こっくりさんをどうしたのか聞くと
「許してくれてよかったね、はい新しいお札」
と笑っていた
帰ってから博士が何をしたのかは話を変えられてしまって聞けなかった
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