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「怖ぇ~」
僕がそんな話を友達から聞いていると
バンッと一人の友達が
読んでいた分厚い本を閉じて
「アホくさ」
ッとつぶやいた
その友達は寺の跡取り息子で皆からは博士と呼ばれていた
「何だよ怖いだろ?」
と話をしてくれた友達が博士に噛み付く
「ただの噂だろ?」
冷静に対抗する博士
「だったら見に行こうぜ」っと話をしていた友達が切り出した
「いいよ」
っと博士
放課後、僕と博士
話をしていた友達を含み計5人で薄暗い体育館に入って行った
ステージに座り待っていたが何も起きない
辺りは暗くなってきた「ほら何も起きないだろ?もう暗いしそろそろ帰ろう」
と博士
みんな
な~んだ本当に唯の噂話か、と呆れながら体育館を後にする
ゾクッ!悪寒だ!噂話じゃない
なにかいる
「彼はねただ遊んでほしいだけなんだよ」
博士は僕に帰るようにいうと一人足音のする暗い体育館に入って行った
後日博士から話を聞くと
遊びたがっているから遊んであげた
あの日が約束の日だったと言ったきり話を変えられてしまいそれ以上は聞けなかった
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