† Ⅰ †

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少しの沈黙の後、隣に座る女の子が大きく息を吐いた。 「お兄ちゃん………それ、本気で言ってる?」 僕は凄く真面目に頷いた。 「そう…」 小さく呟くと女の子は黙ってしまった。 やっぱり本当の事を話さない方が良かったんだろうか? 不安に駆られながらも僕は彼女が話し出すのを待った。 少しの沈黙の後 ゆっくりと彼女は口を開いた。 「お兄ちゃん… 東方神起はちゃんと5人居るよ? そこにお兄ちゃんは入ってないけどね。」 彼女の言葉に僕は愕然とした。 .
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