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収録も終わりユノに断って2人で深夜のドライブに出掛ける。
「眠かったら寝てていいよ。」
ハンドルを握るユチョンが呟く。
寝れる訳無い。
久し振りのデートなのに。
「大丈夫です。寝るなんて勿体無いですから。」
「そうだね。貴重な時間だからね。」
たまにしか出さない僕の本音に嬉しそうに微笑んで指を絡める。
繋いだ指から伝わる体温。
毎日抱き合っててもこんな些細な事でも感じれる愛情。
僕は韓国一、世界一、いや宇宙一幸せなんだと思う。
この手を離したくない。
未来なんて無くてもいい。
ユチョンさえ側に居てくれたら。
心からそう思えた。
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