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部屋に戻って服を着る。
確かにここは僕の部屋で
ここはみんなで過ごしてたマンション。
なのに………
「どういう事だ?」
ベッドに腰掛けて頭を抱える。
さっきリビングに居たのは誰なんだ?
僕を“お兄ちゃん”と呼んだ高校生くらいの女の子と
優しさが滲み出てる笑顔を向ける女の人。
確かに僕の居場所な筈なのに
ジェジュンもジュンスもユノも
それにユチョンも居ない。
コンコン。
「お兄ちゃん、具合悪いの?お母さんが心配してるよ?」
ノックの後にドアの向こうで女の子が呟く。
僕は何て言ったらいいか分からずにドアを見つめた。
「お兄ちゃん?」
不安を含んだ声になる。
「大丈夫…です。」
とっさに答えると女の子は「早く出て来てね。」とだけ言ってドアから離れた。
いったいどうなってるんだ?
考えれば考えるだけ頭は混乱していくばかりだった。
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