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「盛り上がってるところ悪いが・・・・」
俺達はいきなり話掛けられた。
振り向くと、少年がいた。
黒髪で、身長は180後半といったところか。
どこか大人びている感じだった。
「なんだ?お前も男のロマンか?」
さっきまで話していた少年が行った。
「いや、そうじゃなくて・・・遅刻するぞ?」
「「!!!」」
「お、おい。今何時だ?」
俺は聞いた。
「入学式10分前。」
「「ヤバイ!」」
俺達は急いで寮に入った。
荷物は置いていかなくちゃね!
そしてエレベーターにのった。
エレベーターって、どんなに急いでいるときにもゆっくりだよな・・・・
「そういえばおまえら何階?」
俺は『7』のボタンを押しながら聞いた。
「お?俺も7階だ!703号室!!」
「え!?まじで!俺も同じ!!」
さっき一緒に話していた金髪の少年と、なんと部屋が同じだった。
「おまえは?」
俺はもう一人の黒髪青年にも聞いた。
「・・・・703。」
「・・・・まじで?」
驚いた。なんと皆同じ部屋だった。
「うわー凄くね!!まさにこれは運命、ディスティニー!!!!」
金髪が叫んだ。
「いや、男と運命ってうれしくねえ。」
「・・・・同感だ。」
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