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こうゆう時の対処法は…
「アンタ悔しくないのかよ?窓の修理代は借金から引きますって、なんだよそれ。自分の子供にも迷惑かけられて、金までやるのか?悔しくないのかよ?アンタそれでも男か?」
すると△△は泣きながら、「私だって、悔しいですよ妻にも子供にも迷惑かかって、恥ずかしくて近所も歩けない。家だってローンがあるから引っ越せないし。どうしろって言うんですか」
△△は大声を荒げている。
「……俺に言われても困るんだけど……」
ボソッと言うと、
「すみません、つい興奮しちゃって。佐々木さんは俺の事を思って話してくれてるのに…」
沈黙が続くなか、敢えてきりだす。
「そんな状況ならうちの支払い後でもいいから俺がなんとかしてあげたい。だけど俺にも上司がいて支払いが滞ってる人の為に動いたらシメられちゃうよ…」
さらに続ける
「ただ子供は関係ないからね。俺も人の親だから△△さんの気持ちわかるし。
もう後でボコられてもいいや。力になるよ」
もちろん口からでまかせ。
すると、
「ここまで親身に相談にのって貰ったので佐々木さんに支払います。お願いしても大丈夫ですか?」
ニヤリ。
私は電話口でつい笑みを浮かべてしまった。
「よっしゃ。月曜日に振り込んだら電話くれぃ。」
続く…
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