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月曜日。
朝9時すぎに電話が鳴る。
「△△ですけど今、18万円を振り込みました」
とても清々しそうに仕事をやりきった男。みたいな感じの話し方だ。
「了解。振り込みの確認が取れたら電話するね」
通帳記入をすると18万円は振り込まれていた。
これで一通りの決着がついた。
しかし昼過ぎ…
△△から何度も店に電話が入る。すっかり忘れていた
電話にでると
「△△ですけど、お金の確認はとって貰えましたか?」
「ちゃんと入ってたよ。ご苦労さん、これで完済だから。完済証明書を送るね」
そう告げると△△は
「いや、そうじゃなくて○○わの件は?」
「ああ、あれね。上司が関わるなってさ。ごめんね」
すると△△は怒りだし
「どうゆう事ですか!土曜日と話しが違うじゃないですか!○○わに払う金を佐々木さんを信用して、そちらに支払ったんですよ?」
「そんな大きな声を出さなくても聞こえてますよ。あの後、貴方のデータを調べたら○○わさんに支払い滞ってるじゃん。話しと違うから無理だよ」
もちろん嘘である。
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