『バッティング』

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フルスモークのクラウンからスーツを来た2人の男が債務者(客)の家の前に着くな否や、 インターホンを連打しながら、 大声をあげている。 「△△さ~ん!○○わです」 その名前は東証2部にも上場している会社だった。 金融事故を過去に起こした事があっても貸し出しをする、大手の会社。 法定金利しかとらないので一見、良心的に見えるが、その取り立ての厳しさは業界じゃ有名。 当たり前の話しだ。 金融事故を起こした人に、法定金利で貸すなんて慈善事業は、商売として成立しない。 だから鬼の様な取り立てで回収する事により、売り上げが上がる。 ○○わの社員は応答がないのを何度か確認し、会社に電話を入れた。 2~3分の会話の後、 闇金融の私ですら驚く行動をとった…
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