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中学の同じ水泳部の同学年(女子)と体育倉庫で二人で話していた
そしたら、何故か俺が小声しか出なくなって
「聞こえないよ」
と言われた
一生懸命話そうとしてもまったく出ない
「なら…耳元で…もっと近く…。」
彼女がそう囁いた。
言われた通り近づく。
正面から、髪からふんわりとした匂いがして心地よかった
「それで…何?」
その甘い声に俺は惑わされて、本当に言おうとした事なんか忘れてしまった
あのさ…キスして…
ガラガラと音がして、体育倉庫が開いた。
そこにいたのはもう一人の部員(女子)
刹那、囁きを待っていた彼女は、俺の胸倉を掴みながら身体を捻り、前かがみになって俺を背負い投げた。
ドンゴロゴロガッシャーン!!
逆さまになった俺の身体は置いてあった道具を撒き散らした。
入ってきた女子は手を上げて言った。
「いっぽぉぉぉぉぉぉぉぉん!!」
とゆう夢を見たんだ―――
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