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「…どうせ、兄に頼まれたのでしょう?ジル兄さんに。僕の護衛でも…。ちがいますか?」
「くっ… あぁそうだよ!!お前の兄に言われて、この学校に赴任したんだ」
結城は、もう、やけくそだ。
「最初から、素直に言えばよかったんですよ。 ……どうせ、僕には勝てないのですから」
淡々と、さも当然が如く言い放つ岬に結城は悔しげに顔を歪めた
「だから、嫌だったんだ……お前の子守につくのは」
ホント、ムカつくな!!!と結城は岬を睨んだ‥
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