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「それは光栄ですね。僕も結城先生が一緒にいると好き勝手ができないもので、今すぐにでも帰って頂ければ、ありがたいのですが…」
コト、岬はケーキの皿を置くと、しゃがんで結城と目線を合わせる
「…いや、やっぱり心配だ」
「大丈夫ですよ。少なくとも先生が心配しているようなことにはなりません。……この僕がですよ?やられると思いますか?
否、その前に相手を地獄に突き落とします」
平然と、さも当然のように言ってのける岬に誰もが思った‥
一体、どっからそんな物騒な話しに!?
一瞬にして、沈黙に‥
そして、そんな沈黙を破ったのは…
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