プロローグ

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プロローグ

(コロシタクナイ…) バンッ!! 「グギャ!!!」 魔界の魔王の住む城。 そこの地下にある巨大な研究室の巨大なバリケードの中で、1人青年が魔物をピストルで打ち、殺した。 青年の頭にはバリケード外のコンピューターに戦闘力を送信する装置が付いている。 「ほらっ!!次は自分の好きなように殺しな!!」 上級悪魔は、バリケード内に、下級悪魔を投げ入れた。 「ひぃぃぃぃ!!!出して!!出して!!!お願いだ!!!」 下級悪魔は泣きべそをかき、バリケードを叩き、必死で助けを求める。 (イヤダ…コロシタクナイ!!) 青年は下級悪魔にゆっくりと向き直った。 そして、青年は信じられない速さで下級悪魔に近づき、首を絞め上げた。 「うぐぅ!」 ドガ!!!! 青年は絞め上げている下級悪魔を思いきり地面に叩きつけた。 (トマレ!!トマレ!!コロスナ!!) 青年は気絶した下級悪魔の腹に乗り、顔面が潰れるまで何度も殴りつ続ける。 ドガッ!ビシッ!ボコッ!! 悪魔の顔は原型を無くした。 「よしっ、休憩だ!」 バリケード外の上級悪魔が時計を見ながら言った。 「…」 青年は無表情で立ち尽くす。 バリケード内には数え切れないほどの、悪魔や魔物の死体が散らばっている。 バリケード外の上級悪魔は近くの巨大な男の前にひざまずいた。 「どうですか?魔王様。これぞ究極の人型兵器!魔界機密兵器なのですよ!」 すると、魔王と呼ばれた巨大な男はニヤリと笑った。 魔王「ふっふっふ。これだけの戦闘力なら別魔界侵略に大きな戦力になろう」 すると魔王はひざまずいている上級悪魔を見下ろす。 魔王「あの魔界機密兵器を我の元へ連れて来い」 すると、上級悪魔はサッと頭を上げた。
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