💥〓World of Million💥〓

始まり

るきあはゆっくりとともを立たせ外へ向かった

るき「とりあえず仲間達と連絡をとるから待ってな」

とも『…』

すると 目の前を通った人が声をかけてきた

男「を？ともじゃん！ﾓｻﾞｰｸどうだったよ？何人かやっちゃったかい？笑」
と冗談を言ってきた

とも『…』

男「とも？」

そこへ仲間との電話が終わったるきあが来た

るき「を！TERRYじゃないか！久々だな(笑)」

てり「を！るきあか(笑)久々だな。ともはいったいどうしたんだ？真っ青な顔してんじゃないか…」

るき「実は…」
るきあはことの経緯をてりーに話した

てり「そうだったのか…そりゃいきなり死体じゃ ｼｮｯｸ受けるわな…」

るき「ともの、んなところ初めてみたからもう 何をどうしていいのやら…」

てり「だよな…てか 仲間は？」

るき「ﾓｰｸﾞ来たから一時 散らばったみたいなんだ 今 隊長がみんなに連絡つけてここに集まるように話してるところだと思う」

てり「そうか…仲間達は大丈夫そうだけど ともが心配だな…」

るき「立ち直れるのかな…」

とも『…』

てり「とりあえず仲間くるまで 俺も付いてるよ。また奇襲にあっちゃまずいからさ」

るき「それは助かる。サンキュー」

るきあとてりーはそれ以上話さず震えているともに時折目をやりながら仲間が来るのを待った

３０分たったころだろうか…

男「おう！」

るきあとてりーは声のする方へ目をやった

るき「を！隊長のおでましだな…」

てり「KIRYUさんお久しぶりです」

桐生「をを！てりーもいてくれたのか？すまんかったな うちの若いもんが…」

てり「それは全く気にしてないんすけど ともが心配で…」

桐生「おお！そうだった…一番の問題をすっかり忘れとったわ…」

とも『…』

桐生はうつむいているとものアゴを持ち自分の顔と数センチというとこまで近付けた

桐生「るきあ こいつ生きてるか？」

るき「えっ？一応…」

桐生「そうか…」

と言った瞬間 桐生はともの頬を平手打ちした

桐生「おい！とも！シッカリせんか！」

ともは無言のままだった…

桐生「まいったな…」

と言って 持っていたともの顔を離した

桐生「いつからだ？」

るき「ﾓｻﾞｰｸへ行く途中ﾓｰｸﾞに見つかって奇襲にあったんだ…」

桐生「時間からしてそのﾓｰｸﾞがうちのアジトを…って感じだな」