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皆さんこんにちは、作者のシリウスです。
今回は2010年夏の「手塚治虫作品投稿イベント」に投稿するため、恐れ多くも手塚さんの不朽の名作、ブラックジャックを題材に作品を書かせていただきました。
テーマはずばり現代医療とブラックジャック。
手塚さんの作品は三十年未来でも決して色あせることなく輝いています。いや、むしろ今になってその素晴らしさが世間に浸透した作品さえあると思います。
そんな三十年先を行く手塚さん。いや、何年たっても変わらない本質をとらえているのかもしれません。
そんな手塚さんがもし現在もご存命だったら・・・
今の時代の手塚さんは何を美しく描き、何を痛快に皮肉るのだろう。
手塚さんの漫画を読んでいるとそんなことを考えてしまいます。
そして今回、そんな想像をしながら現代医療を目の当たりにしたブラックジャックを書きました。
ES細胞の倫理問題は学会では本当に論議されています。
受精卵をつかわないiPS細胞なるものの研究もおこなわれているそうです。
医療の研究は我々を幸せにしてくれる研究です、しかし命をあつかうからにはこのような声から目をそむけてはならないと思います。
なお作中で出てくる症例は全くのフィクションです。
最後まで私の小説におつきあいいただきありがとうございました。
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