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ここはアメリカ軍の整備ドッグ。
そこでは高所から落下した一人の兵器が、修復を受けていた。
そしてそこに二人の少女を叱る、もう一人の少女がいた。
「あなた達は、相変わらずやることが決まってますけど、今回ばかりはそれを失態と言われても、仕方ない事だと分かっていますね?」
叱るっている少女の名はルリ。
アメリカの航空母艦エンタープライズの鋼の乙女。
剛と烈の指揮官として、アメリカの鋼の乙女達の作戦指揮を一身に預かるものである。
「彼の心中に付き合う事になっていたら、さぞ恥ずかしかったでしょう?」
双子は何も言えなかった。
何故なら、彼女らが落下する航空機へ攻撃しようと接近戦のため近づいた時、あっさりとふたりとも捕まってしまったのだ。
あのまま落ちていればどうなったかは、嫌でも分かっていた。
だが彼は二人を捕まえて直ぐに離し、一人地面へと落下したのだ。
その一部始終を基地の見回りに来ていたルリに、見られていたのだった。
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