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ウツギ研究所を出発した2人は、29番道路に向かおうとしていたが…
カスミ「ねぇ。ハヤテ。」
ハヤテ「何だ?」
カスミ「ポケモンバトルしない。ハヤテがもらったヒノアラシと私がもらったワニノコで。最初だから、ワニノコも水タイプの技は覚えてないし。まぁ、技マシンとか使えば別だけど。」
ハヤテ「構わねぇよ。でも、勝つのは俺だぜ。」
カスミ「ずいぶん強気ね。」
ハヤテ「当たり前だ。旅の最初で負けたら、ポケモンマスターなんかにはなれねぇよ。」
カスミ「まぁ、だいたいそうね。」
ハヤテ「だいたいじゃない。絶対だ。」
ハヤテは強く言い切った。
カスミ「わ…わかったわよ。」(絶対ではないのよね。確かツバサは最初のバトルでコダマに負けたって言ってたわよね。)
ハヤテ「行け。ヒノアラシ(レベル5)。」カスミ「行くのよ。ワニノコ(レベル5)。」
ハヤテ「突っ走るぞ。ヒノアラシ。体当たりだ。」
カスミ「ワニノコ。にらみつけるよ。」
ワニノコはヒノアラシににらみつけた。
ハヤテ「怯むな。ヒノアラシ。」
ワニノコに体当たりが直撃した。
カスミ「ワニノコ!やるわね。でも、私を誰だと思ってんのよ。ワニノコ。ひっかく。」
ハヤテ「ヒノアラシ。煙幕だ。」
※実際は最初から煙幕は覚えていません。
煙幕でワニノコはヒノアラシを見失った。
そして…
カスミ「ちょっと…けむいわよ。こっちまではやらないでちょうだい。」
ハヤテ「あっそう。わかったよ。ヒノアラシ。体当たり。」
カスミ「どこから出てくるのよ?」
ハヤテ「それは…横だ。」
ワニノコにヒノアラシの体当たりが直撃した。
急所に当たった。
カスミ「ワニノコ!どうして…ワニノコの姿をハヤテは確認できないはずよ。ワニノコ。煙に飛び込んで。ひっかくよ。」
ハヤテ「ヒノアラシ。体当たりだ。」
カスミ「今度は…」
ハヤテ「後ろだ。」
ヒノアラシの体当たりがワニノコに直撃した。
急所に当たった。
カスミ「ワニノコ!」
ワニノコは戦闘不能になった。
カスミ「そんな…負けるなんて…。」
ハヤテ「へっへーん。グランドフェスティバルで3位に入ったんじゃなかったのかよ。ポケモンコンテストでも、バトルはあるよな。」
カスミ「は…入ったわよ。」
ハヤテ「ざこいじゃん。」
カスミ「う…うるさいわね。負けは認めるわよ。でも、どうして煙幕の中、技がたせるわけ?」
カスミは不思議がった。
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