序章

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そしてそれだけに留まらず、人入の目をひく物があった場合、そこに留まり気がすむまで楽しむのである。 そしてそれは――、授業にも当て嵌まる。 自身のクラスの授業はサボり、違う学年、クラスの授業には出る―――最早(モハヤ)、意味不明である。 学園側としては、これだけでも頭が痛い話だろう。 それでも、学園側は人入の行動に頭を抱えはしても、最終的には許容範囲内だと見做す。 勿論、それには理由がある。
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