序章

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そもそも、世界的にも認められるほどの頭脳の持ち主である、人入を求める学園は後を絶たないのだ。 人入が蒼影学園に入学を果たした現在でさえも。 それ故に――。 人入が蒼影学園に通っている。その事自体が、学園側にとって、ある種のステータスとして成立してしまうのである。 そして、それは蒼影学園に多大な利益を齎(モタラ)している―――勿論、現在進行形で、だ。
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