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過ぎた季節 静かに滲む寒空
通りを望むこの景色も移ろい行く
戸惑いも
悲しみも
この声に乗せて
孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる欠けた月
路傍の果てに見えるのは
ただ物言わぬ窓の影
物語の結末をただ見つめてる
過ちの跡、君の手を離れ彷徨う
後悔も
絶望も
この声が運んで
孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる青い月
繰り返しの果てに見えるのは
ただ穏やかな星の夢
喰潰され
忘れ去られ
形も無く消えていくだけ
この歌さえ
忘れ去られ
風に流れ塵になり
此処に在れど
其処に在れど
忘れ去られ記憶の果てへ
あの歌さえ
この歌さえ
世の無常を歌うように
戸惑いも
悲しみも
この声に乗せてく
後悔も
絶望も
この声が運んで
孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる欠けた月
路傍の果てに見えるのは
ただ物言わぬ窓の影だけなのか
孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる青い月
繰り返しの果てに見えるのは
ただ穏やかな星の夢の後先よ
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