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あたしは、母親の道具だった。
機嫌の良い時は、猫可愛がり
お金が無くて、パチンコで負けた時は
暴言を吐かれたり叩かれた
今にして思えば
母親は母方の祖母から
同じようにされたのだと思う
それでも母親は
『実家』を大事にしていた
あたしは
親や大人の機嫌を本能的に伺っていた
それでも、私は家族にワガママな末っ子として
ずっと言われ続けることになる
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