5才

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暗い玄関は あたしの恐怖を増幅させるようだった 恐る恐る玄関から中に入ってみると 祖母は膝をついて子供のあたしと姉に目線を合わせてくれた 姉は当然、祖母を覚えてたから 「おばあちゃん!!」 そう言って抱きついた。 あたしは 戸惑いと 叩かれたりしないかと ビクビクしながら その光景を眺めていた ・
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