6才

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おばあちゃんは一週間程して帰って行った。 この頃おばあちゃんは、小さな天ぷら屋(居酒屋みたいな感じ)を営んでおり、あたし達と交流するようになってからは辞めてしまったが あたし達が行くとお金がかかるため 駅ビルのイタリアンレストランの皿洗いをしていた あたし達は おばあちゃんがあたし達の為に働いて あたし達を遊ばせてくれていたことに 無頓着だった おばあちゃんは、本当にあたし達孫を大事に思ってくれていたのだ でも… 当時のあたし達には それが解らなかかった 全ては、母親のマインドコントロールのおかげだ ・
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