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父は、母の言葉に騙されていたように思う(マインドコントロールに近いかな)
あたしは
子供ながらに
ちゃんとその状況を把握していた気がする
3才の記憶は断片的すぎて
途切れている
もちろん楽しかった思い出も
祖父母の家で起きた出来事も覚えている
祖父と父が手作りしたお風呂(タイルで側面に金魚のタイルがハマっていた)で
父と2人でお風呂に入っていて父が祖母に
電話が着たと呼ばれて
あたしにちゃんとつかまってろと言い残して
風呂から出て行く父
あたしは
滑って溺れた
横にある金魚のタイルを見ていたのを覚えている
祖父母の家には一階に納戸のような小さな部屋があり、そこで父が白いアコギを弾いてるのや
叔母の婚約者が全身白いスーツであたしを抱き上げてくれたのも
覚えている
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