7才

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小学校から10分で帰れる距離の平屋は いつも鍵が閉まっていた ある日の下校中トイレに行きたくなってしまった 走ればすぐに着く距離だけど 漏らしたら母親に何を言われ、叩かれるか解らない あたしは祈る気持ちで家の鍵が開いてることを願った しかし 鍵は開いてない ランドセルの一番小さなチャック付きのポケットに鍵が入ってる… 開けて鍵を差し込む余裕が無い… あたしは… 平屋の駐車場でパンツを下ろした ホッとしたところを運悪く3件隣の仁君に見られてしまった 彼はあたしを遊びに誘いに来たのだ そんなことがたびたびあった 顔から火が出る程の恥ずかしさを小1で味わったのだ ・
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