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小学校から10分で帰れる距離の平屋は
いつも鍵が閉まっていた
ある日の下校中トイレに行きたくなってしまった
走ればすぐに着く距離だけど
漏らしたら母親に何を言われ、叩かれるか解らない
あたしは祈る気持ちで家の鍵が開いてることを願った
しかし
鍵は開いてない
ランドセルの一番小さなチャック付きのポケットに鍵が入ってる…
開けて鍵を差し込む余裕が無い…
あたしは…
平屋の駐車場でパンツを下ろした
ホッとしたところを運悪く3件隣の仁君に見られてしまった
彼はあたしを遊びに誘いに来たのだ
そんなことがたびたびあった
顔から火が出る程の恥ずかしさを小1で味わったのだ
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