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僕の体はもう
火を潜り肉は焼け
骨と化しその骨ももう
窮屈そうな白磁の箱に
詰められてしまった。
僕はもう、あの世界には
いない人間だ。
生者は
無い物ねだりが得意で。
死んだことのなかった、元・生者の僕は
死者も
想うことについては生きていたときと
対して変わらないのかもしれないなんて
今となっては思える。
まあ
みんなかつては生き物だったんだものな。
ねえ。
聞いてくれるかい。
つまらない話ではあるかもしれないが
僕の死は
最期まで優しかったんだって
こんな話を。
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