ユメ

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『リーダーっ!』 『ふふっ。  なぁに?翠ちゃん』 すぐ隣には、君がいて。 キラキラ光る眩しい笑顔。 隙間が無いほどくっついて 優しく、俺の手を握りしめるのは 君が俺に甘えるサイン。 『ううん。  何でもないよー!』 『何だよぉ(笑)』 会話なんて必要ない。 だって、 心の奥底で繋がってる そんな風に感じられるから。 嬉しくなって、 あったかくって。 頭を傾けて、君の肩に乗っける。 そしたらね、 肩を抱いてくれるでしょ? 『そーおっ』 『ふふふっ』 普段は名前で呼ばないから 呼ばれた時はくすぐったい。 『ねぇ…』 『ん?』 呼ばれた声に顔を上げれば 交わる視線。 やっぱり君はキラキラ笑顔 『大好きだよーっ』 『ふふっ。俺だって』 思わず照れて、視線を逸らす。 『蒼』 『んぅ?』 満面の笑みを浮かべて 『バイバイっ!!』 「あっ……」 君は、消えた。 .
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