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二人を訪れてきたのは六人の少年少女逹だった。
幼いが強い瞳をした少年、その少年の姉的存在の少女、忍服を着た少女、青雷と呼ばれた男、星振剣を携えた剛腕の男、瞬きの紋章を持つ少女。
なぜこの六人がここに訪れたのかというと、青雷や剛腕、なにより忍服の少女が何かに引き込まれるように走りだしたからだった。
グレミオ「これは……………。皆さんお懐かしい。」
顔に傷をもつ男が驚きつつも優しい顔持ちで言った。
カスミ「グレミオさん………!!ならそちらにいる方は………。」
忍服の少女の顔は半分涙でくしゃくしゃになっていた。
フリック「お前久しぶりだなぁ!!元気してたか?」
ビクトール「グレミオ、また美味いシチュー作ってくれよ!!」
青雷と剛腕がグレミオを取り囲むように肩を組んでいた。
ビッキー「あぁ~!!グレミオさんとマクドールさんだぁ」
と、ワンテンポ遅れて瞬きの紋章を持つ少女が反応した。
セレン&ナナミ「みんな………知り合いなのかな?」
小声で場からとり残された少年と少女が話し合っていた。
そうこうしていると奥で釣りをしていた少年がこちらに向かって歩いてきた。
マクドール「みんな……………、久しぶりだね。」
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