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サスケ「あぁ!
それじゃあ俺は行くぜ!!!」
サスケははやる気持ちを抑えきれず、その場で足踏みをし始めていた。
マクドール「ん………じゃあな。」
マクドールが何か含んだ感じに答えた。
サスケ「負けてもなしはないからなぁ~………」
叫びながら走っていったためエコー気味になった。
かなりの速度で走っていったサスケの背中はすぐ見えなくなった。
マクドールはそれを静かに見送った。
ふぅっ、とマクドールは小さなため息をついた。
マクドール「決闘か…………。
我ながら馬鹿な事を考えたもんだな。」
感慨深い顔でマクドールが呟いた。
マクドール「カスミのためを思うなら…………、どっちといるのが………本当の幸せなんだろうな………。」
マクドールがそう呟いたあとすぐさま
マクドール「あ~~~~~~~~!!!」
っと叫んで大の字で空を見上げながら寝転んだ。
マクドール「テッド…………、君はずっとこんな気持ちも抱えてたんだな。
愛する人や親友が年をとり死んでいく…………。
こんな辛さを君は……………。
」
マクドールはいまにも泣きそうな顔だった。
すっと、右手を上に上げ掌を握りしめた。
マクドール「だけど、この中に眠る君の記憶が俺に勇気をくれたんだ。
だから………!!」
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