愛しています続々続々

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マクドールとサスケが話をしている間にロッカクの里に戻っていたカスミ。 戻ってすぐその足を頭領の家にのばした。 カスミ「ハンゾウ様、ハンゾウ様!!」 家に入ってすぐハンゾウの名を叫んだ。 シュンっとハンゾウの家の座敷の座布団の上にハンゾウが座った状態で現れた。 ハンゾウ「急な呼び出し、すまなかったな。」 ハンゾウがゆっくりと口を開いた。 すっと膝をつき、頭を下げ、カスミが返答をする。 カスミ「いえ、ハンゾウ様の命あらばどこにでもすぐさま駆けつけます。」 それは揺るがないカスミのハンゾウへの忠誠心であろう。 ハンゾウ「うむ、ありがとう。」 カスミ「ハンゾウ様。急な用事とはなんでしょうか。」 ハンゾウ「うむ。その件なんだがな、カスミ、そなたのこれからの人生に関わることなのだ。」 ハンゾウが低い声でカスミに語る。 カスミ「はっ?」 キョトンとした顔でハンゾウの顔を見た。 ハンゾウ「うむ、この件、そなたの人生が決まる話なのだよ。」 カスミ「は、はぁ。」 あまり納得できてない顔でハンゾウの話に相槌を打った。 ハンゾウ「聞くか聞かないかは、そなたに任せる。」 カスミ「聞きます。」 間髪いれずカスミが返答した。
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