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?「ふぁ~~~………」
どこからか欠伸が聞こえてくる。
声の主は少年だった。頭にお洒落なバンダナを巻いていた。側には棍(中国によくある武器)を置いていた。
その少年は山の中腹にある広い野原の真ん中で気持ち良さそうに寝ていた。
少年の安息の時間にお客さんが訪れた。
カスミ「あっ!!マクドール様やっと見つけましたよ~~!」
忍服を着た少女が少年の元に走ってきた。
マクドール「やぁ、カスミ。よくここがわかったね」
笑顔で少年が少女に言った。
カスミ「やぁ、カスミ。じゃ、ないですよ!!!こんな紙を置いて何処かに行かないで下さい!!」
肩で息をしながら半泣きで手に持っていた紙をマクドールに見せつけた。紙にはこう書いていた。
「ちょっと旅に出てきます。 マクドールより」
マクドール「あぁ……それか。そんなの気にしなくていいのに。」
半泣きのカスミを前にマクドールは悪気なくいいはなった。
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