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「何くだらないこと言ってんだ!お前でよかったよ!ホントにそう思う!」
「凪…」
「ブラックウォーグレイモン。お前無愛想だけどさ、俺はわかる。お前は俺に気を遣ってくれてる。」
「この俺が気遣い…だと?」
ブラックウォーグレイモンは
驚いているようだ
今まで誰にも頼らず
生きていた自分が知らずに
気遣いをしていたことに
「俺と一緒にいるときはつまらないこと背負い込むな。俺はお前のことを頼りにしてる。」
「………!」
ブラックウォーグレイモンは
目を閉じ下を向いた
「せっかく会えたんだ。楽しんでいこう!よろしくな!ブラックウォーグレイモン。」
「凪。」
「何だ?」
「お前と出会えてよかった。俺はお前を全力で守る。俺はもう…独りではない。」
「ああ、俺がいる。頼むぜ、ブラックウォーグレイモン。」
ブラックウォーグレイモンは
こくん、と頷いた
その後も2人はちょくちょく
話しながら夕日を見続けた
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