悪夢の夜

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「!!」 バサバサッ 突然 闇から無数の蝙蝠が現れ ワーガルルモンに襲いかかった 「ワーガルルモン!!」 「ぐっ…うっ、うわああぁぁぁ!!」 ドサアァァ! 「ワーガルルモン!!」 「うぅ…」 ワーガルルモンは 致命傷を負っていた カツ…カツ… 闇の中から ヴァンデモンが現れた 「愚かだ。私には勝てんと言ったはずだ。」 ヴァンデモンには傷一つついていなかった 「そんな…無傷…!?」 「さて、遊びは終わりだ…死ね。」 「待て、ヴァンデモン。」 「む…?」 ワーガルルモンに とどめを刺そうとする ヴァンデモンをパートナーの 直己が止めた 「こいつらに聞きたいことがある…」 「き、聞きたいことだと…?」 「どこで超進化のことを知った?それを洗いざらい吐けば見逃してやる。」 「…!!」 「や、夜月…」 ワーガルルモンは 倒れながら夜月を見つめる 「…わかった。言うよ、言えばいいんだろ!」 「そうだ、なかなか素直だな。」 「この島の海岸に…大きな岩がある。その岩の影に階段があってその先で…」 「なるほど。」 「こ、これでいいだろ?」 直己は再びにやりと笑った 「ありがとう。」 ザッ ザッ 直己は夜月たちに背を向け 「用済みだ。やれ、ヴァンデモン。」 「な…」 「ナイトレイド。」 バサバサバサバサッ D島に夜月とワーガルルモンの 悲鳴が響き渡った
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