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…っていうかさ
「…ねぇリオ?」
「ん?」
「いつまでこの状態?」
実はまだ私はリオの腕の中にいる
流石にリオにしがみついていた手は離したけれども
横並びで座り込んだ状態で
私の肩と頭はしっかりとリオに抱きしめられていて
リオ側の肩はぴったりとリオの腕にくっついている
無我夢中になっていたさっきまでは気にする余裕もなかったけれど
冷静さを少し取り戻した今は
なんというか物凄く…恥ずかしい
改めてそう気付くと
さっきとは違う熱が込み上げてくる
多分今の私の顔真っ赤だ
きっとリオもそのこと気付いてるくせに
「まぁ気にするな」
とか言って更にギュッと抱きしめてきた
いやっ気になるから!!
今までこんな風に触れられたことなんてなかったから
私の頭の中は絶賛パニック中だ
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