お姫様がいらっしゃいました。

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「きゃぁ!」 ん?自分の家で他人の声を聞くのは久しぶりだなぁ。なんせ、親にも友人にも呆れられている身なのでね。この家には誰も来ない。 「あ、あなた、どなた!?」 目の前の、金髪ロングヘアーのお嬢様のような服を来た女があわてふためいている。 「この家の住民の神園周治です。」 「ここはどこなの!?」 「日本です。」 「日本!?聞いた事ないわ!」 おん?いきなり意味不明なことをおっしゃる。だったらなんで日本語しゃべってるんだよ。 「とりあえず落ち着きな。」 俺はリビングへ行く。 「どこへ行きますの!?」 「お茶を持ってくるだけだ。安心しろ。」 「え・・・えぇ。」 俺は階段を降りた。 ・・・ったく。ついに俺もリア充なのか?二次元ヲタクのところには絶対と言っていいほどこんなこと起きないのにな。 「あ~。緑茶でいいかな?かな?っと。」 食器棚からグラスを2つ用意して、均等に緑茶を注ぐ。そしてそれを自分の部屋に持っていく。
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