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(退屈・・・)
「えーまず、・・・この式は
3にxを代入して・・・――」
頭をすり抜ける先生の言葉
なんか、聞く気になれなくて
ずっと、窓の外を眺めてる。
(・・・!そうだ)
私は思いついたように
白いノートを取り出した。
私の、秘密のノート
シャーペンでページ一杯に
書かれて真っ黒になってる
1ページ・・・
その内容は・・
君の為に書いた言葉。
(・・・な、なんか
恥ずかし・・・ッ)
・・だけど・・
君に伝えたい、
・・って・・思った。
「・・・ちょっとぉ?
先行くよー!?」
「うっ、うん!先行ってて!」
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