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俺は写真立てを伏せてから間も無く、やや乱暴に学生カバンを引っ提げて立ち上がった。
着替え朝食等の身仕度は既に済ませてあり、空いた時間を使って俺は今まで写真を眺めていた訳だが、それももう辞め。何と言っても、気分が腐る。
俺は相変わらずブルーで仕方がないテンションをなんとか切り替えようと両手でぱんと頬を張り、ドアまで前進しノブを捻る。
そして部屋を出た。
部屋を出ると、金髪の可愛らしい女の子が、何やら怪訝そうにこちらを見て立っていた。
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